スペイン語技能検定のおさらい
2024年6月に5級を受験し無事合格したので、今回は12月に4級を受験します。
スペイン語技能検定は文部科学省が後援する日本で唯一のスペイン語検定です。
スペイン語技能検定は毎年6月と12月の年2回開催されていますが、1級は12月のみ。
4級のレベル
スペイン語技能検定は6級〜1級までの6レベルで構成されていて、数字が上がるほどレベルが高くなっていきます。
5級は動詞の現在形〜過去形の活用まで、対する4級は未来形〜接続法の現在活用までが出題範囲となります。
レベル スペイン語の4技能「読む、書く、聞く、話す」を活用し、日常生活において状況に即した受け答えが可能。
学習時間
文法範囲
語彙数等
スペイン語の授業を約200時間以上受講しているか、これに相当する学習経験を有する方が対象。
文法事項の範囲は、過去完了、未来、未来完了、過去未来、接続法現在、命令、受身を含む。
語彙数:約1,500語
数字100万まで
試験対策
スペイン語検定対策本
5級の時も同じ白水社から発売されているこのシリーズで準備しました。2017年に刊行されて以降新しいものは発売されていないので、現在の出題範囲と異なる部分も多く、実際の試験内容が想像しにくいところがネックです。
接続法に特化した参考書
4級のキモは「接続法」です。
接続法とは英語ではあまり意識されることのない概念ですが、接続法を避けてスペイン語の文法はマスター出来ないととよく言われるほど重要な活用です。
Amazon Kindle Unlimitedでおすすめに上がってきたNHK出版の『スペイン語接続法 超入門』が超入門と謳っているだけあって本当に分かりやすくてオススメです。
マンツーマンで教えてもらっているスペイン語の先生が別の生徒さんもこれで接続法を復習してると仰ってました。
Amazon.co.jp: スペイン語接続法 超入門 音声DL BOOK eBook : 高垣 敏博: Kindleストア
4級に必要な語彙を増やすための対策本
上述した通り4級には1,500の語彙数が求められます。
アルクのキクタンの初中級編では2000語レベルまで学ぶことができます。
このシリーズはリズミカルなBGMに乗せて音声が流れます。単語を繰り返しリピートすることで単語を覚えるという退屈な作業も少しだけ楽しくなります。
受験について
受験会場は前回と同じ神戸市教育会館です。
受験票は2週間ほど前に届きました。
受験後の感想【12月14日追加】
急いでいて写真を撮るのを忘れてしまいましたが、4級は神戸市教育会館の4階の2部屋でした。一部屋最大20人収容でしたが私の隣の席の方とあともう一人来られなかった人がいました。
問題
計35問
内25問が筆記(セクション1〜4は短文で5が長文読解だったと思います)
残りの5問がリスニング(会話文)でした。
感想
筆記は文法理解以上にどれだけスペイン語の慣用句を知っているかが重視されている印象を持ちました。今まで一度も見たことないフレーズなどもあり戸惑いました。
リスニングは2回同じ問題が流れます。1回目で聞き取れない箇所があり、2回目は聞き逃さないぞと意気込んだのですが、2回目でも聞き取れず、5問しかないリスニングの内の1つは勘で答えました。
全体として5級受験の時と同じくらいの感覚で、合格の70点にギリギリ達しているか、もしくはギリギリ達していない出来のような気がします。(64点〜70点の間くらい)