TryLinGirl

産能大通信卒業→アメリカ短大卒資格目指して学習中☆おとなの学び直しに特化した記事を書いています。

『嫌われる勇気』を読んで、「今」勉強する意味を考えた

最近、アドラー心理学をベースにしたベストセラー本『嫌われる勇気』を日本語版と英語版の両方で読み終えた。

その中で印象に残ったのは、「人は過去や未来に囚われることで、“今”を真剣に生きなくなる」という考え方だった。

私はその言葉を読みながら、30代になってから始めた“学び直し”のことを考えていた。

私自身が抱えていた過去へのコンプレックス

19歳で短大を中退してから、私は長い間、「学歴コンプレックス」のようなものを抱えていた。

その後、専門学校を卒業し、30代で通信制大学も卒業した。
それでも、「もっと若くにやり直しが出来てれば」と考えてしまう瞬間は何度もあった。

そして同時に、私は未来のことも不安になっていた。

  • 通信制大学
  • 英語
  • スペイン語
  • アメリカのオンライン短大

興味はあっても、「それが結果につながるのか」を考えてしまう。

卒業して何になるのか。
お金になるのか。
年齢的に遅すぎないか。
周りからどう見られるのか。

結局、私は過去と未来ばかり気にして、“今やっていること”そのものを見失っていたのだと思う。

コンプレックスと共に生きる

でもその感覚が少し変わってきた。

もちろん今でも不安はある。

34歳で大学を卒業したからといって、急に自信満々になれたわけではない。

英語もまだ「ペラペラ」と言い切れるレベルではないし、スペイン語も中途半端だ。

それでも、「不足している自分」のまま前に進くしかないのだと思うようになった。

人はつい、「全部整ってから始めよう」と考えてしまう。

もっとお金に余裕ができたら。
もっと実力がついたら。
もっと自信が持てたら。

でも実際には、人生はそんなに綺麗に準備が整うものではない。

不安があるまま、
迷いがあるまま、
少しずつ積み重ねていくしかないのだと思う。

「今日」を生きるということ

『嫌われる勇気』の中で、特に印象に残った言葉がある。

“Someone has to start.”

「誰かが始めなければならない。」

今は「学び直し」や「リスキリング」という言葉も広がっている。

それでも実際に始めるとなると、
「本当に意味があるのか」
「この年齢で遅くないのか」
と、不安になる瞬間は何度もある。

でも、環境や空気が変わるのを待っていたら、多分ずっと始められない。

だから最近は、「意味があるか」を考えすぎる前に、とりあえず今日やれることをやろうと思っている。

人生は結局、繰り返される「今日」の積み重ねでしかない。

未来の不安をゼロにすることはできない。
でも、“今”を後回しにしないことはできる。

今は、それだけで十分だと思っている。