アドラー心理学について
日本語名『嫌われる勇気』 = 英語名 『The Courage To Be Disliked』
この本は約10年前に日本で出版されたアドラー心理学を元にした日本語の本なのですが、英訳版も発売されています。
Kindle版(電子書籍)で日本語版、英語版を同時進行で読んでいます。
先に日本語で読んでから、英語版にかかれば内容は既に知っているので、英語の本を読むハードルがグッと下がります。
アドラーはフロイト、ユングに並ぶ近代心理学者の一人です。
産能大通信で始めに勉強した科目が「アドラー心理学」でした。
教科書は『嫌われる勇気』と同じ著者・岸見一郎さんの『アドラー心理学入門』でした。
アドラー心理学の好きなところ
私がアドラー心理学の好きなところは以下です
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フロイトが過去に重きを置いた「原因論」を提唱しているのに対し、現在に着目した「目的論」を推している
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「個人心理学」と謳われている通り、自分の内側に向き合える
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「勇気づけ」を大事にした前向きな心理学
この嫌われる勇気は人生に悩む「青年」(Youth)と彼の質問に答える哲学者「哲人」(Philosopher)の2人の対話ベースで進んでいくので、とても読みやすいです。
繰り返し出てくるキーワードの英語
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アドラー心理学 = Adlerian Psychology
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個人心理学 = individual psychology
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(フロイトの)原因論 = Causality
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(アドラーの)目的論 = Teleology
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勇気づけ = encouragement
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欠点 = shortcomings
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自己肯定感 = self-esteem
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対人関係 = interpersonal relationship
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劣等感 = feeling of inferiority
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承認欲求 = desire for recognition
余談
なんと北米には「Adler University」なる機関まであり、アドラー心理学に関する学士や修士号を取ることができます。
キャンパスはアメリカのシカゴ、カナダのトロントにあり、また遠方の人はオンラインでも受けることができるシステムになっており、すごいです!