産業能率大学通信まとめ


私のブログは通信制大学に入学を検討している方のアクセスが大半だと思うので、簡単に自分が知ってる産能通信の情報をまとめてみます。

短大と大学どっちから始めればいい?

私の知る限りでは、最終学歴が高校卒業で、最終的に4大卒資格(学士)を目指してる方はほとんどが短大(自由が丘産能短期大学)から始められています。
在学中に転職・転勤、また家族が増えたり、入学当初は予定していなかったライフイベントが起こる可能性も考えると、まずは短大から始めるのが現実的に近道なのかなという印象です。

スクーリングなしで卒業できる?

大学の3年次編入ならスクーリングは必須ではありません。

通信教育課程(大学)では、卒業に必要な124単位のうち30単位以上をスクーリングで修得する必要がありますが、本学では、大学、短期大学、専門学校、高等専門学校のいずれかにおいて、2年間の通学課程を経た場合、30単位をスクーリングとして認定します。
つまり、スクーリングに出席しなくても卒業することができます。
もちろん、それでもスクーリングを受けたいという方は大歓迎です。

https://www.sanno.ac.jp/tukyo/process/schooling.html

ただ、通信制の短大を卒業して3年次編入した場合は、スクーリングで30単位を修得する必要があります。実際に通信制の短大を卒業し産能の大学に編入した方から聞いた情報です。

他の通信制大学より産能が良いとオススメできる点は?

リーズナブルな学費(年間20万円)

学費の中に教科書代が含まれているので、後から費用がかかることもないのが良心的だと思います。
試験に落ちてしまった場合も追加費用なしで再受験できます。
学費は年一括払い・分納どちらも可能です。

卒業率が高い

留年しないで卒業する率 大学 72.8% 短大 58.4%

https://www.sanno.ac.jp/tukyo/feature/reason.html

通信の大学は卒業が難しい、中退する人が多いというイメージがあると思うので、これは安心できるエビデンスです。
私も3年次編入で1年半で卒業確定できました。
周りにも(休学などをしていない場合は)ストレートで2年もしくは4年で卒業されている方が多いです。

2か月毎に試験が受けられる

個人的に産能で一番オススメしたいのがこの科目履修試験(別名カモシュウ)の制度です。

4月・6月・8月・10月・12月・2月に試験が開催されていて、年間でトータル6回試験を受けるチャンスがあります。
※入学1年目は4月(前期入学の場合)もしくは10月(後期入学の場合)は試験が受けれないため、年5回になります。

他の通信制大学でこれだけ頻繁に試験が受けられるとこってあるのでしょうか?
私の知る限り「放送大学」は毎年7月と1月の年2回です。

必修科目がない

短大・大学ともに必修科目がありません。
つまり選択コースの指定科目の中に難易度が高く苦手な科目があれば、単位を取らずスキップしても卒業できます。
実際に私は大学の心理マネジメントコース専攻ですが、指定科目の一つ「消費者心理学」は受けていません。

ですが卒業には短大最低62単位・大学最低124単位を修得する必要があるので、足りない単位は追加履修することになります。
※追加履修には別途費用がかかります。(1単位¥5,000)

学生会がある

東京・名古屋・大阪・広島など、地域ごとの学生会、またオンラインの自習学生会、FP学生会、など目的に沿った学生会がたくさん活動されています。
通信制大学だと孤独になりがちなので、学生会に入って活動するようになれば、自然と学友の輪が広がっていきます。

オススメできない点

逆に通信制学を検討されている方に産能をオススメできない点を挙げるとすれば、

WEBプログラミングなどは学べない

産能にはこれらの科目が一切用意されていません。
WEBコーディングやプログラミングを学びたい人は、
「サイバー大学」か「東京通信大学」また「北海道情報大学」などが向いているのではないかと思います。

英語を専門的に学びたい方

短大には「グローバルコミュニケーションコース」があります。
しかしこのコースの専門科目は10科目と少なく、また大学には英語の専門コースは一つも用意されていません。
もし通信制大学で英語を専攻したいのなら、「日本大学」「佛教大学」や「愛知産業短期大学」などが向いていると思います。

まとめ

産能通信は学費が安い・卒業率が高い・試験が受けやすいので、短大または大卒資格を取ることが一番の目標の方には十分オススメできる大学です。